日本学術振興会特別研究員(グローバルCOEプログラム)
推薦候補者公募要領

2008年12月2日

グローバルCOEプログラム
「社会科学の高度統計・実証分析拠点構築」
拠点リーダー  深尾 京司

一橋大学グローバルCOEプログラム「社会科学の高度統計・実証分析拠点構築」(以下、本拠点)では、日本学術振興会特別研究員(グローバルCOEプログラム)の推薦候補者を、下記のとおり募集いたします。

1. 推薦資格

(1) 年齢および身分

  • 特別研究員・DC1(大学院博士課程在学者)
    年齢:2009年4月1日において、34歳未満
    身分:2009年4月1日において、本学経済学研究科博士後期課程第1年次に在学する者
  • 特別研究員・DC2(大学院博士課程在学者)
    年齢:2009年4月1日において、34歳未満
    身分:2009年4月1日において、本学経済学研究科博士後期課程第2年次以上に在学する者

(2) 過去に日本学術振興会特別研究員(以下「一般の特別研究員」という。)および日本学術振興会特別研究員(21世紀COEプログラム)に採用されたことのある者は、応募できません。応募して推薦または採用されても、かつて採用された事実が発覚した場合には、応募または採用は取消しとなります。

(3) 2009年度採用分の一般の特別研究員に申請中の者については、特別研究員(グローバルCOEプログラム)に採用された場合、一般の特別研究員の申請は取り下げとなります。

(4) 過去に一般の特別研究員に申請し、不採用となった者は、一般の特別研究員に申請した当時よりも優れた点(研究計画、研究業績等)を、具体的に説明した文書(書式自由)を申請書(後述)に添付してください。

(5) 特別研究員(グローバルCOEプログラム)採用経験者は、一般の特別研究員-DCに申請することは認められません。なお、他の資格要件を満たす場合、一般の特別研究員・PDに申請することは可能です。

2. 推薦候補者と採用期間

(1) 推薦候補者数は1名です。

(2) 今回、本拠点が推薦する候補者の採用開始は、2009年4月を予定しています。採用された場合、DC1は3年度目の年度末、DC2は2年度目の年度末を限度とします。ただしグローバルCOEプログラムの事業が打ち切られた場合は、その時点で採用を中止します。採用期間が12ヶ月未満となる場合は推薦できません。

(3) 特別研究員(グローバルCOEプログラム)として採用された者が、採用期間中に博士号を取得した場合(人文・社会科学の分野の者で標準修業年限以上在学し、所定の単位を修得して退学した場合を含む。)は、当該年度に限り特別研究員-PDとして採用を継続し、当該年度末をもって採用を終了します。

3. 研究奨励金および研究費

(1) 2008年度の研究奨励金の支給予定額はDC1、DC2いずれも月額200,000円です。なお奨励金の額は、諸情勢により変更されることがあります。

(2) 科学研究費補助金(特別研究員奨励費)の応募資格が与えられます。ただし、採用開始日が10月2日以降となる場合は、当該年度の応募はできません。

4. 推薦候補者審査基準

本拠点では、次の要件を満たす者のうち、最も優秀で、可能性を有していると判断される者を選考します。

(1) 本拠点の趣旨に密接に関連するテーマあるいは方法によって、専門的研究に従事する者であること。

(2) 研究計画が、本拠点の形成に貢献できると判断できるものであること。

(3) 本拠点の趣旨に関連する優れた研究業績を有していること(ただし学年を考慮)。

本拠点の趣旨については、拠点ホームページを参照して下さい。

5. 応募方法

(1) 受入研究者の決定

本拠点の特別研究員(グローバルCOEプログラム)の受入研究者は、本拠点のリーダーおよび事業推進担当者に限られます(注:受け入れ研究者は、採用される特別研究員・DCの学籍上の指導教員である必要があります)。

応募にあたっては、リーダーまたは事業推進担当者の1名に、受入研究者となることについて了解を得ておく必要があります。リーダーおよび事業推進担当者は、以下の通りです。

リーダー:深尾京司
事業推進担当者:青木玲子、阿部修人、石川城太、祝迫得夫、岡田章、岡田羊祐、岡室博之、奥田英信、川口大司、神林龍、北村行伸、雲和広、黒崎卓、黒住英司、齊藤誠、佐藤宏、佐藤主光、塩路悦朗、斯波恒正、蓼沼宏一、古沢泰治、山口幸三、吉原直毅、渡辺努、渡部敏明

(2) 提出書類

  • 申請者本人が記入し、提出する書類
    1. 平成20年度特別研究員(グローバルCOEプログラム)申請書[兼申請カード]
      6部
    2. 主要業績3点以内
      5セット
    3. 【過去に一般の特別研究員に申請し、不採用となった者のみ】一般の特別研究員に申請した当時よりも優れた点(研究計画、研究業績等)を、具体的に説明した文書(書式自由)
      6部
  • 受け入れ研究者(拠点リーダーまたは事業推進担当者)が記入し、提出する書類
    平成21年度日本学術振興会特別研究員申請者に関する評価書(グローバルCOEプログラム)
    写しを6部
    [審査時の参考資料。下記のとおり、推薦候補者に選ばれた時点で評価者において原本および写しを厳封したものを正式に提出]

書式はそれぞれ下記よりダウンロードしてください。

(3) 応募期間と提出先

持参の場合:2008年12月3日(水)~2009年1月16日(金)(16:30まで、昼休みを除く)
郵送の場合:上記、期間内必着

提出先
経済学研究科事務室 グローバルCOE教務担当(長瀬)

6. 審査

提出された書類を、拠点の特別研究員選考委員会において厳正に審査し、推薦候補者1名を決定します。必要に応じて面接を実施します(日時・場所は別途通知します)。選考の結果は1月23日(金曜)までに、本人に通知します。

7. 書類の再提出 ※締め切り厳守

推薦候補者に選ばれた者は、申請書の記載内容を最終点検したうえで、必要部数を経済学研究科事務室に改めて提出してください。学術振興会への書類提出締め切りの関係上、日程に余裕がないので、受け入れ研究者との連絡を密にして、推薦者決定の通知後直ちに、完全な書類が提出できるよう、あらかじめ準備しておいてください。

提出期限:2009年1月26日(月曜)(16:30まで)
提出先:経済学研究科事務室 グローバルCOE教務担当(長瀬)

提出書類

  1. 平成21年度特別研究員(グローバルCOEプログラム)申請書[兼申請カード]
    原本1部、写し2部(A4版両面コピー)
  2. 平成21年度日本学術振興会特別研究員申請者に関する評価書(グローバルCOEプログラム)
    原本1部、写し2部(A4版両面コピー)
    [:評価者において原本および写しを作成し、これらを併せて封筒(角2)に入れて厳封したものを提出]
  3. 平成21年度特別研究員(グローバルCOEプログラム)申請カード((1)の1、2ページ目の写しを正本とします)
    1部(A4版両面コピー)

以上